笑い

笑いは生きるための処方せん!ポジティブになり健康になろう

「笑いは健康良い!」こんな言葉を一度は聞いたことありますか?

人間長く生きていると、笑うことが健康に良い効果を与えることくらいなんとなくわかるものです。しかし身体にどのような影響を与えるのか知っている人って意外といないのではないでしょうか。

私も母親が更年期障害になり、父親が糖尿病なったとき、健康についての本やネットで調べて「笑い」というものにたどり着きました。そこで様々な効果を知り驚いたものです。

「笑い」は人間をポジティブにして、健康になるための重要な要素となっています

もしあなたが健康について悩んでいたり、両親の健康が心配になっているなら、「笑い」を取り入れて健康を目指してみましょう。

笑いがもたらす効果

「病は気から」という言葉がある通り、気持ちがマイナスな方向に行ってしまうと病気になりやすくなるといいます。

要はネガティブということにもなるのでしょうか。ネガティブは免疫力を低下させて、風邪や病気などにかかりやすくなってしまいます。現代人の大きな問題となっているストレスも心を疲れさせ、免疫力の低下にも繋がっていますね。

そして心に余裕がなくなりポジティブとはかけ離れた人間になってしまいます。私も以前の会社がストレスで、週末を含めて毎日がつまらない日々を送っていました。こんな時に「もっと仕事で笑えていたら。。。」と今では心から思います。

笑いは気持ちをポジティブに変えるので、「病は気から」なんて言葉とおさらばできちゃいますよ。

笑いは免疫力をコントロールする

笑いには免疫力をコントロールするという効果があります。免疫力とは以下参照。

免疫とは体内で発生したガン細胞や外から侵入した細菌やウイルスなどを常に監視し撃退する自己防衛システムのこと。 もし、免疫というシステムが体から無くなったとしたら、私たちはすぐに何らかの病気にかかってしまうのです。

免疫力が下がると、感染症やウイルスにかかりやすくなるだけではなく、肌荒れが起こったり、疲れやすくなったりもします。また人間は1日に3000〜5000個ものガン細胞が発生しているといいます。

「ガン細胞が毎日そんなに作られているなんて!!そんなに作られているのになんでガンにならないの!?」

ガンにならないのはガン細胞を破壊してくれる「NK細胞(ナチュラルキラー細胞)」というのが働いてくれているからなのです。このNK細胞はガンだけでなく感染症などからも守ってくれる素晴らしい細胞なのですよ。

笑うことは免疫力をコントロールしてくれる上、このNK細胞を活発に働かせることができるのです

笑いで脳が活性化する

笑いで脳みそが活性化します。

笑うことで脳に良い影響を与えることは様々な実験からわかっているようですが、私がビックリしたのは認知症だったおばあちゃんが、回復したという話。認知症になったおばあちゃに対して娘が毎日笑いかけながら、おばあちゃんことを褒めたといいます。

「おばあちゃんの手意外に可愛いね」
「おばあちゃんは6人の子供を産んだんだよね?すごいねおばあちゃん!」などなど

とにかく毎日笑顔で褒めることを実践したといいます。そして今では娘のことをちゃんと把握するようになり、病院暮らしだったのが今では家で暮らせるまでになったのです。

またよく笑うと記憶力も上がりますよ。

学校の授業でつまらない先生の時は眠くて全然頭に話がないってこないけど、楽しい先生の時は授業の内容を覚えていたりするものですよね。でんじろう先生のような面白い実験ばかりやる先生ならもっと化学が楽しかったかもしれないなんて思ったこともあるのではないでしょうか。

受験生は楽しみながら、笑いながら勉強すると効率も良いかもしれませんね。

笑いは血行促進に良い

笑いは血行促進にも良いです。

例えば大笑いをしたときの呼吸は胸式呼吸ではなく腹式呼吸になっているといいます。胸式呼吸は胸で呼吸するので、1回に500mlしか空気を吸い込めませんが、腹式呼吸(お腹での呼吸)は2000mlも空気を溜められるのです。

それだけ酸素も多く取り込むことになり、血の巡りが良くなるのです。

また腹式呼吸をする時は、横隔膜という部分を動かすことになります。この横隔膜の運動が意外と燃焼効果もあることが知られているのですよ。良く笑うことで血行も良くなって燃焼効果もあるなんて、たくさん笑わない方が損ですね

自律神経のバランスに良い

自律神経には、交感神経と副交感神経の2つがあり、笑いはそのバランスを取ってくれます。

活動している時は交感神経が活発になり、休息時には副交感神経が活発になります。

●交感神経:活発に体を動かすために心拍数を増やしたり、血管を収縮させる働きがあります。

●副交感神経:体を落ち着かせるために心拍数を減らし、胃腸の働きを活発にする働きがあるのです。

この交感神経と副交感神経のバランスを取ることが人間の活動には大切なのですが、現代社会では、交感神経が活発に動いている人がとても多いといいます。

笑いは副交感神経を優位にし、リラックス効果をもたらしてくれることがわかっています

自律神経のバランスが崩れると体調不良の原因にもなるので、リラックスするためにも良く笑うことが重要なのです。

笑うことで幸せになれるか

笑うことで幸せになれることはあなたもご存知の通りです。

例えば良く笑う飲み会と説教じみた笑いの一切ない飲み会、どちらが幸せでしょうか。これは圧倒的に良く笑う飲み会ですね。

幸せになるには笑いが少なくとも必要不可欠だと断言したい。

笑いは人間に与えれられた特権

笑うことは人間とチンパンジーなど一部の霊長類にしか与えられていません。

これをいうと「ウチの犬は良く笑うわよ!」と言われそうですが、事実なので仕方がない。犬は喜びなどを尻尾で表現することはできます。その時に嬉しいという雰囲気から笑っていると錯覚しているといいます。

人間のようにクシャって笑う犬を見たことありますか?その時は本当に笑えるレベルに犬が楽しんでいる時ですか?ブルドックがクシャっと笑うのはハシャいで楽しんでいる時ではないですよね。意外と座ってのんびりしている時に笑ったように見えますよね。

ニーチェはこんな言葉を残しています。

「人間だけが、この世で苦しむため、笑いを発明するほかなかったのだ」

なんとも悲しいですが、ちょっと事実のように感じてしまいます。

笑いで幸せを感じる理由

実は笑いで幸せを感じることは医学的にも証明されているのです。

それは笑うことで脳内からエンドルフィンという物質が放出されるのです。このエンドルフィンはモルヒネの数倍もの鎮静作用があるため、通称「脳内麻薬」とも呼ばれています。

モルヒネは痛みを消すという効果があり、戦争にも負傷した兵士に使っていたほどの効果があるのです。

笑うことでモルヒネのような効果が得られるなんてなんとも驚きですね。

普段からたくさん笑うために

笑いは身体に良い影響を与えることがわかったところで、問題点が一つ。それは普段からあまり笑わない人はどうすれば良いのかということです。

特に私の父親世代(60代前後)は男は笑わないことが美徳とされていたようで、普段からあまり笑いません。そこで観察してみると、スポーツの話をするときがもっとも楽しそうに笑いながら話していたのです。

この世代は特にその人にあった笑いが必要な気がします。この世代でも楽しく話してもらうために周りの人はしっかりと耳を傾けることが重要かもしれません。

映画やテレビを観て笑おう

膠原病(こうげんびょう)や心筋梗塞を笑いの力で治したことで有名なノーマン・カズンズは、コメディテレビや喜劇映画を観たり、ユーモア全集などを読んだりしました。こうして完治するのは500人に1人だという難病を克服したのです。

テレビを観て笑うことはとても重要。最近はお笑いのネタ番組が消えて笑いをメインにした番組がなくなったように思います。しかし良く観て観ると面白いネタ番組はまだまだありますし、アマゾンビデオなどの出現で、お笑い番組だけでなくコメディ映画なども簡単に観れるようになりました。

昔よりも笑えるコンテンツは簡単に手に入ります。ちょっと落ち込んだり、元気がない時は免疫力が下がっている合図です。面白いテレビを観て笑いながら寝てしまうのは、最高の健康法ですよ

友人と会うときは率先して笑う

友人との楽しい食事会やお酒の席では率先して笑うようにしましょう。

大人になると笑いの回数は激減するというのを聞いたことがありますよね?小学生は1日に300回ほど笑うそうですが、70代になると1日2回しか笑わないそうです。

確かに大人になればなるほど飲み会の会話も笑い話が少なくなっているようにも感じます。。。

しかし友人がせっかく集まっています。説教じみたことはやめて、楽しい話をたくさんしようじゃありませんか。そして率先してたくさん笑うのです。

笑顔たっぷりの楽しい人の周りには楽しい人がたくさん集まります。あなたが笑顔になれば周りも笑顔になりやすいのですよ。

冷めた家庭に笑いを提供したお父さんの話

仕事ばかりの人生だったお父さん。60歳をすぎて定年することになりました。いつもは仕事で家を空けていることが多かったのですが、今では毎日のように家で過ごしています。何をすれば良いのかわかりません。そしてもっとも悩んだことが奥さんと何を話せば良いのかわからないということだったのです。

結婚したての時は、話しても話しても尽きなかった会話が、今では全く思いつかない。そして家庭内の雰囲気はあまり良くないことも感じていました。

そんな時、お父さんが読んでいた本に「笑いが大切」だということが書いてあったといいます。そこでお父さんは1日に1回奥さんを親父ギャグで笑わせようとする作戦に出たのです。

最初は失敗続きで、奥さんはクスりとも笑いませんし、ほとんど耳を貸していなかったといいます。しかし毎日トライしている内に、奥さんが笑い始めたのです。それは親父ギャグのクオリティが高かった訳ではなく、必死になって笑かそうとするその姿勢が面白かったのです。

それからはお互いに会話もするようになり、笑いきっかけで、奥さんのことを全く理解していなかったということも気づいたといいます。

笑いは健康になるとか免疫力を高めるとかそういうことを伝えてきましたが、笑うことで冷めた夫婦の仲も改善してしまう大きな力もあるのですよ。

奥さんも気づいたのかもしれません。ここで笑えば楽しい関係に戻れるかもしれないと。だから普段から笑うきっかけがあったらたくさん笑いましょう

笑ってポジティブに元気よく!

笑いの効果について少しでもわかっていただけましたでしょうか。笑うことは健康にも良いことや幸せになれること、そして人間関係も良くできるのです。

笑うことで明るくポジティブになれることは間違いありません。ポジティブは体だけでなく精神も穏やかな気持ちにさせてくれます。

普段からちょっとした面白いことでも笑う癖をつけるといつも笑顔でいられますよ。