B級スポット

民俗学の柳田國男と妖怪の住むユーモアな公園「辻川山公園」。一緒に学問成就の道を参拝しよう!【兵庫県福崎町】B級スポット

 

B級度:★★★
感動度:★★★
オススメ度:★★★★

 

 

今回ぽんたまんが訪れたのは、兵庫県にある妖怪の公園「辻川山公園」です。

B級感を感じたので紹介されていただきます。

 

妖怪の住むユーモアな公園

辻川山公園はとにかくユーモアに富んだ公園になっています。その理由が妖怪が住んでいるということです。

 

 

突如として現れる「逆さ天狗」と呼ばれている妖怪です。。。ネーミングそのままかいっ!!

妖怪の鳴き声が聞こえたら小屋からいきなり出現します。「毎時、5分、20分、35分、50分」と決まった時間に出てくるようです。

このように決まった時間に飛び出してくる系妖怪が、逆さ天狗含めて二体します。

もう一体は水面から出てくる河童の妖怪です。。。こいつ水面下にいるときでも、頭が少しだけ見えています。。。

「毎時、0分、15分、30分、45分」と決まった時間に出現するので見てみてくださいね。(すみません。写真どこかにいきました。。。)

周囲にいた子供達は大喜びでしたよ。

 

 

「全国妖怪造形コンテスト」というものがあります。その第一回最優秀賞がこの「天狗の森の妖翁」です。

 

 

こちらは第三回の最優秀賞「招き鵺(ぬえ)」です。鵺とは顔はサル、胴はタヌキ、手足がトラ、尾がヘビの妖怪です。鵺と招き猫の組み合わせは面白い。。。

全国妖怪造形コンテスト最優秀作品が展示されているのはとても魅力的ですね。

ところでなぜこんなに妖怪の像が多くあるのか。それは、民俗学者の柳田國男と呼ばれる人が公園のすぐそばに住んでいたことが関係しています。

 

民俗学の創始者柳田國男

民俗学の創始者と呼ばれている柳田國男。辻川山公園には彼の生家が残されています。

 

 

かなり綺麗な形で保存されています。しかも中に入ることもできるのです。

最近ではなかなかお目にかかれない土間などを見ることができました。昔の暮らしっぷりを感じれる貴重な場所です。

 

民俗学とは、文化の進んだ国や民族について、一般の庶民の人たちがつくりあげてきた文化が今までどのように発展してきたかを研究します。(鋼鉄書房より引用)

民族がつくりあげてきた文化を研究することが民俗学ということなのですが、この民俗学の研究に妖怪を加えたことでも柳田國男は有名なのです。

柳田國男の著書に「妖怪談義」というものがあります。この著書を発表した理由が、「日本人の人生観や信仰、宗教の流れを知ることが出来る」ということだったのです。

妖怪とは、妖怪の発生とは、習慣とは。妖怪について考えることで、日本人の文化の流れを探っていこうとしたのです。

 

 

辻川山公園には、柳田國男の生家の他に記念館もあります。柳田國男の民俗学についての研究の歴史や、妖怪について書かれた資料なども展示されています。

 

辻川山公園に訪れた際はこの記念館にも足を運んでみてください。入場は無料ですので。

ちなみに館内は撮影禁止です。

 

学問成就の道を歩く

柳田國男の生家のすぐ近くには鈴の森神社があります。

 

 

柳田國男が子供の頃によく遊んだ場所の1つのようです。声楽や安産の神がまつられていて、合格祈願には絵馬を納めると良いと言われています。

 

 

鈴の森神社のすぐ隣には「学問成就の道」と呼ばれるところが。

この道は、入り口である「鈴の森神社」と学問の神様菅原道真をまつる「北野天満神社」を結んでいます。

合格祈願や学問成就祈願に、「学問成就の道」を通って2つの神社に参拝すると、願いが叶うとも言われています。

 

 

片道20分もかからないので運動不足のぽんたまんにはちょうど良かったです。

地図を見ると、学問成就の道の道には柳田國男に関係の深い偉人(兄弟)の銅像が並んでいます。今回はこの銅像とのツーショットを撮ることが目的です。

 

 

道のいたるところにこのような詩人の言葉が添えられています。

いかにも頭がよくなりそうですな。。。

 

 

まず1つ目の銅像「松岡鼎」は柳田國男の長男で医者として活動していました。後年は千葉県の議員や医師会長などを歴任しています。

 

 

2つ目は三男の「井上通泰」です。この方は、眼科医、国文学者、歌人としても活躍しました。森鴎外や落合直文らと共に同人組織の新声社を結成しています。

 

 

3つ目でようやく柳田國男です。柳田國男は六男として生まれました。兄弟は全員で8人だったと言います。しかも全員男です。この8人兄弟の中で、柳田國男は最も有名と言えるでしょう。

 

 

4つ目は「松岡静雄」です。5つある銅像の中で最もイケメンです!

松岡静雄は七男として生まれました。言語学者、民族学者。そして、海軍の大佐を務めた方です。勇ましさがにじみ出てますね。。。

 

 

最後が「松岡映丘」です。日本画家として活躍し、数々の作品を残しています。

松岡映丘は八男として生まれました。この5つの銅像はみんな兄弟であり、この5人で「松岡五兄弟」と呼ばれています。残念ながら残りの3人は成人する前に亡くなっています。

成人した兄弟そろってWikipediaに載るほどの有名人です。こんな兄弟はなかなかいませんね。

 

 

そして最後にたどり着いたのが、学問の神様をまつる「北野天満神社」です。誰もいなくて静かです。。。

 

 

中には古そうな絵が飾られています。松岡映丘の作品だったりして、、、

 

学問成就の道は往復で35分くらいでした。とてもいい運動や。。。

途中に見える景色もとても綺麗でしたよ。

 

 

 

妖怪は怖くない。むしろユーモアがあり面白い。

 

下調べをせずに来てしまったので、公園にたくさん妖怪がいることや、柳田國男のことなど全く知りませんでした。民俗学や妖怪に興味のある人には「辻川山公園」は有名なところかもしれません。しかし、妖怪のことも柳田國男のことも、全く知らなくても楽しめたことは事実ですね。

記念館では妖怪のことや柳田國男について学べましたし、学問成就の道では綺麗な景色も見れました。そして、ぽんたまんの頭は少し利口になりました!

 

 

妖怪の他にも綺麗な庭園もありましたよ。お食事処もあるのでかなり大きな公園と言えるでしょう。

とてもユーモアな公園でした。

 

 

<入園料・入館料・駐車場>
無料
<休館日>
月曜・祝日の翌日・12/28 ~ 1/4
<営業時間>
9:00~16:30
<アクセス>
福崎駅より徒歩25分