クラウドソーシングを使ったことない人や使い始めの人が陥りやすいのが地雷クライアントです。
地雷クライアントとは、低単価や無料で仕事をさせようとする人間のクズのようなクライアントです。実は、クラウドソーシングにはこのような地雷クライアントも存在しています。
この記事では、地雷クライアントと取引しないための見極め方を紹介します。
Contents
「怪しい!」と直感的に思ったら取引しない

- 「怪しい!」と直感したら取引しない
- 「変なクライアントだな。」と直感したら取引しない
地雷クライアントを避ける方法は複数ありますし、その方法は後の章で説明します。ただ簡単にわかる方法として、「怪しい!」「ん?変なクライアントだな。」と直感的に思ったらヤバいクライアントである可能性が高いです。
メッセージのやりとりで直感的に「怪しい!」と感じたら取引をやめましょう。
わたしはWebライターを2年ほど続けてきました。たくさんの地雷クライアントと仕事してきて気が付いたのは、自分の直感に従うということです。
こんなクライアントは地雷&怪しい!

- クライアントの評価が低い
- 自己紹介文が非常に少ない
- 認証状況が悪い
- 業務内容が詳しくわからない
- 単価が極端に低い
- 単価が極端に高い
- 単価は高いがテスト記事が極端に安い
地雷クライアントを見極める項目は全部で7つ。このようなクライアントは、地雷である可能性が高いので注意しましょう。
ちなみに単価が極端に高いクライアントでも良い人はいますし、認証状況が悪くても良いクライアントはいます。一概には言えませんが、基本的には危険であると覚えておきましょう。
またクラウドソーシング初心者は、このようなクライアントは避けるようにしましょう。
何度か地雷クライアントと仕事したけど、1週間くらい文章書くのが嫌になるよ。。。
クライアントの評価が低い
クライアントの評価が低い場合、地雷クライアントである可能性が高い
理由:地雷クライアントには、みんなから低評価が付く
クラウドソーシングは仕事を発注する側も仕事を受ける側も、お互いに評価を付けることができます。この評価制度が、地雷クライアントを見極める方法です。

クラウドソーシングでは基本的に星が5つ付きます。普通の仕事をしていれば、星5つ獲得できるのが普通ということです。
もし星2つなどの低評価がついている場合は、地雷の可能性があります。
また、クライアントのコメントから詳細な情報を確認しておきましょう。さまざまな意見がある中、「対応が悪かった」などのコメントが多ければ避けるようにしましょう。
もし良いコメントの中に悪いコメントが1つだけ入っている場合は、仕事を受けている側に問題があるかもしれません。
自己紹介文が非常に少ない
クライアントの自己紹介文が少ない場合や何も書かれていない場合、地雷の可能性あり
理由:自己紹介文すら書けない雑なクライアントは仕事も雑
地雷クライアントを見極める手段として、クライアントの自己紹介文を確認しておきましょう。
「株式会社のメディア運営部〇〇です。弊社では〜などの事業を行なっています。外部ライターさんや外部の編集者さんの手を貸してほしいと思っています。他にも〜などの事業も行なっていますので、、、」
などのように、クライアントがどのような事業を行なっているのか、どのような人を求めているのかがわかる自己紹介文は地雷クライアントの可能性が低いです。何より自社のことを開示していることで、安心されてくれますよね。
認証状況が悪い
認証状況が悪いのは地雷クライアントを見極める1つの方法
理由:認証作業は相手を安心させる行為
クラウドソーシングを最初に登録するとき、さまざまな設定をします。そのときに電話確認などの認証作業をする項目があります。

この認証作業は相手に安心感を与えます。また、認証作業さえできていないクライアントは、丁寧に仕事をくれないイメージがあります。
取引前に認証状況を確認して認証状況が悪い場合は、地雷クライアントである可能性があるので注意しましょう。
業務内容が詳細に書かれていない
業務内容は詳細に書かれていないのは地雷クライアントかも?
理由:仕事を人に頼むのに詳細な情報がないのは怪しい
クラウドソーシング上にはたくさんの案件が落ちています。いろいろ見ていくと業務内容がほとんど書かれていないものがあります。人に仕事を頼むのに4行だけで業務内容が簡潔に書かれているのです。
雑に仕事を依頼する人は、あとあと修正依頼が異常だったりします。
ただ、一概には言えないパターンもある。。。
ただこのような業務内容を詳しく書かないクライアントでも、良いクライアントの場合があります。それは業務内容を詳細に言えないパターンです。
例えば、自社コンテンツの記事を書いてほしい場合やアダルトコンテンツなどを作る場合です。このようなパターンは「メッセージで詳しく教えます。」と書かれていることもあります。
単価が極端に低い
単価が極端に低いと、簡単にできる仕事だと思ってしまうかもしれません。しかし真逆のパターンがあります。
理由:安い値段でたくさん仕事をさせたい
単価が安ければ簡単に終わる仕事というイメージがありますよね。しかし、地雷クライアントの考えることは違います。
- 単価を低く設定して簡単な仕事に見せる
- 多くの人に仕事を振る
- 修正依頼が異常
- 途中放棄は評価に関わるので途中放棄ができない
- 修正依頼がなくなるまで終わらない
一番怖いのは途中棄権によりクラウドソーシングでの評価が低くなってしまうことです。普通に仕事をこなしていれば、低評価が付くことはありません。そのためちょっとした低評価が、その後の仕事にも影響します。

このようなクライアントとは、一度メッセージでやりとりしましょう。そして、1記事だけの執筆にすることが重要です。10記事などの大量の依頼を受けてしまうと、地獄が10回続くことになります。
単価は高いがテスト記事が極端に安い
テスト記事の単価は低く本案件の単価が高い場合は地雷クライアントかも?
理由:テスト記事だけ安く書かせて契約しない
「弊社と契約しているライターには月に50万円稼ぐ人もいます!」などの言葉で興味を引かせます。そして最初にテスト記事を書かせます。
- テスト記事は2000文字100円
- 合格!
- 契約成立後は文字単価2円!
地雷クライアントはこのような流れで、提案してきたライターにテスト記事を書かせます。何度か修正させたあとは、実力不足を理由に契約は成立しません。文字単価2円なんて最初から存在しない可能性もあるのです。
もちろん、テスト記事を100円で書いてもらってから、文字単価が2円で契約することもあります。そのため、このようなクライアントは見極めるのが難しいです。
ただ初心者には「テスト記事100円」などは、あまりオススメできない案件です。
「初心者歓迎!ライティング教えます」の文言
「初心者歓迎!」や「文章の書き方教えます!」のような言葉が書いてあった時点で赤信号です。
理由:安く大量に記事を書いてほしいだけ
Webライターを始めようと思った人がもっとも安心する言葉に「初心者歓迎!」があります。また、「文章の書き方教えます」や「ライティング教えます」などの言葉は提案しやすくなりますよね。
本当にライティングを教えてくれる人なんて、ほとんどいません。ライティングの方法というより大量の記事をたくさん書いてほしいだけです。これ結構マジです。

上の写真は「ライティングを覚えたい方大募集」などと書かれていますよね?そこで文字単価を見てください。
まさかの1800文字50円、文字単価0.02円です。
Webライターを始めた当日でもこのような案件には応募してはいけません。「ああああ・・・・」って書いてるだけでも安いレベルですよ。
提案金額が勝手に変わっている?
提案したときの半分の金額で契約させられそうになった(筆者の実体験)
理由:ごめん。よくわからない。。。
これはわたしが体験した怪奇的なお話です。わたしがWebライターを始めて2ヶ月目くらいのとき、お出かけ記事の案件に提案しました。
案件には文字単価0.8円と書かれていたため0.6円くらいの低い単価で提案したのです。するとクライアントから直接依頼が来ました。そこに書かれていたのは文字単価0.3円にも満たない低単価での依頼でした。
もちろんシカトします。
すると2日後くらいにそのクライアントから「契約してくれないんですかー?」という軽いメッセージが入りました。急な直接依頼で当初とは比べ物にならないほどの低単価。そして礼儀を知らないメッセージ。
地雷&怪しいクライアントはメッセージで判断する
わたしがWebライターを始めたときは、地雷クライアントと仕事したことは何度かあります。もちろん現在でも、怪しいクライアントとはやりとりをすることも。
そして、最終的な判断はメッセージによって決まります。
業務内容をよくわからないまま契約させようとしたり、メッセージでの態度が上から目線だったりした場合は契約しません。気になる案件にはどんどん提案していくのが良いと思いますが、最終的に契約するかどうかはメッセージでやりとりした後に決めましょう。
クラウドソーシングを初めて使うという人やまだ始めたばかりという人は、この記事にあるような怪しいクライアントには気を付けてくださいね。